位牌を複数つくる「位牌分け」について

本日は故人1人に対してお位牌を複数つくる「位牌分け」についてご紹介させていただきます。

まずはじめに皆様、お位牌が複数あることはどのように思われますか?
通常お位牌は故人1人に対して1基が多いですが、そうなると長男の家にしかお位牌がないことになります。
当店でお位牌をお買い求めいただくお客様の中には次男様でも親のお位牌ぐらいは持ちたいということから故人様1人に対して2基お位牌を作られる方も多々いらっしゃいます

お位牌を複数お求めになられた方といつもお話になるのが「お位牌が複数あると霊魂がどこに入っているのか」と心配される方がいらっしゃいます。
そんな不安を抱かれている方へ向けた記事となります。

お位牌を複数つくることに関して

1.【概要】「位牌分け」といって子供の数だけお位牌を作る習慣がある地域があります

お位牌はたいていは1人につき1基用意されますが、長野県や山梨県、群馬県、静岡県など中部地域の一部と関東の北部地域には、 1人のお位牌をその人の子供の数だけ必ず作る習慣のある地域があります

つまり、跡取りの家に亡くなった人のお位牌が1基というわけではなくて、 亡くなった人の子供全員に位牌が配られるようです。 そしてこのお位牌の分配には男女の差がありません。 つまり嫁に行った家でも、お位牌を分けてもらうことができ、しかもそのお位牌を亡くなった人にとっては 他家であるところの嫁ぎ先のお仏壇でおまつりしてくれるようです。

地域にもよりますが、親が亡くなった場合に、嫁いだ姉妹や分家した兄弟が集まり、 喪主から親の位牌分けがなされます。ただし、これは全員に分けられるわけではなくて、お位牌を分けるのは既婚者に限られており、未婚者はその対象とはならないようです。

2.【仏教的視点】複数の位牌がある場合、成仏できるのか

仏教の産みの親ともいえる「お釈迦様」もなくなった後に遺骨が世界各地に八分されて供養されました。お位牌ではなく遺骨の話しですが、供養塔も複数建てられ、供養されています。お釈迦様に限らず、後世に名を残すような有名な方も釈迦と同様で供養塔は複数あることがほとんどです。そのことから考えても本来の仏教上は全く問題ないと思います。お位牌が複数あるから成仏できないという考えはまずありませんのでご安心下さい。

さて、亡くなった故人様が一番喜ぶことは何でしょう。それは恐らく、残されたご家族の方々が日々故人様のことを思い出すことです。
複数お位牌があることで「次男の方」や「嫁いでしまった娘様」も気軽に手を合わせることが可能になります。
残されたご家族、それぞれが毎日手を合わせてくれる。それこそ成仏につながるのではないのでしょうか。

3.【推奨】ご家族・菩提寺に確認する

お位牌を複数作って問題があるとすればご家族・菩提寺・親戚といった周りの方々の理解が得れていない場合でしょう。もし異議を唱える方がいそうな場合は事前にしっかりと相談して作成するのが良いでしょう。
特に菩提寺については檀家さんである場合にはなるべく確認をした方が良いでしょう。経験上、ほとんどの場合、大丈夫ですと言ってくれるはずです。

4.【おすすめのセカンド位牌】携帯位牌や手元供養位牌といった選択肢

通常のお位牌が複数あっても問題ないのですが、それでも抵抗がある方にオススメしたいのが、当店のラインナップでは「携帯位牌」や手元供養の際にぴったりの「ガラスの位牌」などです。

1本目のお位牌は通常のデザインのお位牌を作り、2本目のお位牌関してはこのようなデザインのお位牌を作るということも良いと思います。

【複数位牌におすすめ】携帯型位牌「マインドアルテ」
【複数位牌におすすめ】ガラスのお位牌「ウフ」

お位牌を複数つくることに関してのまとめ

いかがでしたでしょうか?この記事を読んで頂ければお位牌を複数作ることに関して敷居が下がって頂けたかと存じます。一番大切なのは「故人様を供養したい」という気持ちと、「故人様がどんな供養をしてくれたら喜んでくれるか」という気持ちです。その気持ちを考えた結果、複数のお位牌があった方が良いのであれば、複数作ってご供養されるのが良いと存じます。その他ご不明点などありましたらお気軽にご相談下さいませ。最後までお読みいただきありがとうございました。

複数お位牌を作る「位牌分け」について
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