神道のこと

仏教とは違う!?神道の位牌(霊璽)の作り方!!

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本日は、神道における位牌、「霊璽(れいじ)」の作り方についてご説明したいと思います。

まず、神道では仏教の位牌と同じように、霊璽と呼ばれる白木で造られたものを使います。
その白木に、更に白木で覆う「白木覆い」と呼ばれるものや、錦で覆う「鏡錦付覆い」と呼ばれるものを使うことが一般的です。

そして、仏教の位牌では魂を入れる「入魂」を行いますが、神道の霊璽では「遷霊(せんれい)」を行います。
更に、位牌には「戒名」を付けていただきますが、霊璽には「霊号」を付けていただきます。

このように位牌と霊璽の違いを挙げていくとキリがないのですが・・・
今回は最低限知っておいてほしい霊璽を作る際の決まりごと、作り方について、ご説明していきます。

霊璽のアレやコレ

  1. そもそも霊璽って何なの?
  2. 戒名の代わり、霊号とは?
  3. 霊璽の作り方とは?

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1.そもそも霊璽って何なの?

そもそも霊璽とは、亡くなった方の御霊を移したもので、ご遺族でお祀りすれば、故人や先祖様がその家の守護神になるという教えがあります。
これは先祖代々続くもので、子孫の守護神にもなってくれます。
亡くなった方の御霊のことを御霊代と呼び、霊璽はこれの依代となるもので、丁寧に、かつ神聖に扱わなければならないものになります。
まさに神道版の位牌、といったところでしょうか。

位牌との大きな違いは、霊璽は神様を祀っているという点です。
皆様が神様に対して抱いているイメージは様々かと思いますが、
神道においては神様は神聖なものであり、直接目に触れてはいけないというルールがあります。
その為、霊璽には鞘と呼ばれる蓋を被せ、霊璽本体を直接見る機会というものは殆どありません。

また、鞘には鏡が付いている場合があります。
これは、神道では太陽神である天照大神を最上神として祀っていることが理由で、
鏡が日の光を反射させたとき、それが太陽に見えることから、神聖に扱われる霊璽に付けられています。
その他にも、神様と向き合う際、自分の姿を鏡に映し出すことによって、自分の心を正すという役割もあります。
相手は神様なので清らかな心で向き合いましょう。

実際の霊璽を見ていただければ分かるとおり、白木覆いには鏡がついていなく、錦覆いには鏡がついています。
白木覆いの場合は霊璽の前に鏡を置く事が一般的です。

霊璽

2.戒名の代わり、霊号とは?

仏教では亡くなった方は仏門に入り、戒律の世界で生きるとされています。
その際、戒律の世界で生きる証として、戒名をつけてもらいます。
一般的にはその戒名を位牌に彫るのですが、神道の場合はどうなるのでしょうか?

実は基本的な考えは同じで、神道では亡くなった方は神様になるとされています。
その神様の名前のことを、「霊号」と呼んでいます。

この霊号には決まりがあり、故人様の名前の後に、「称名(たたえな)」「尊称」「結辞」を付けることが一般的です。

称名は、一般的に、

成人男性の場合は「大人(うし)」
成人女性の場合は「刀自(とじ)」

この2つが使われます。

尚、最近は全ての人にこの称名をつけるわけではなく、年齢によって称名が変わるようです。
ex.童子、姫、翁、大刀自...

尊称はこれに続いて「命(みこと)」、または「之命(のみこと)」と付きます。

最後に結辞ですが、ここには「霊」「霊位」「之霊」が付きます。

もし私、遠藤が突然死した場合は、「遠藤直人大人命霊位」という風な霊号がつけられます。

また、没年月日ですが、仏教では日付の後に没などを付けることがありますが、
神道では「帰幽」をつけます。

平成○○年○月○日帰幽 享年○○歳

といった具合ですね。

3.霊璽の作り方とは?

それではいよいよ本題です。
実際に霊璽を作る際はどうすればよいのでしょうか。

基本的な流れとしては仏教とあまり変わらないのですが、
まず頼む人が違います。

仏教では住職さんに通夜、葬儀の依頼をしますが、
神道では神職(神主)さんに神事(神葬祭)を依頼をします。

その後、入魂の代わりとなる遷霊を行うのですが、
これを行うタイミングが大きく異なります。

入魂は四十九日など、法事の際に行いますが、
遷霊は通夜祭の際に遷霊祭をまとめて執り行います。

この時、神主さんは白木に称名を彫り、持ってきてくれます。
その為、基本的には仮の霊璽というものはありません。
どうしても後で自分が選んだ白木がいいという場合は、五十日祭までに作らなければいけません。

ちなみに仏教では入魂の際にお布施を住職さんにお渡ししますが、
神道では遷霊の際に「祭祀料」をお渡しします。
この辺りも仏教と同じことをしているのですが、名前が変わってしまうので注意しましょう。
更に、遷霊祭は通夜祭と同時に執り行うので、「玉串料」も合わせてご用意ください。

霊璽の作り方まとめ

いかがでしたでしょうか。
詰まるところ、仏教の位牌を作る際と、名前やタイミングが変わるだけで基本的な流れは同じとなります。
根底にある考え方(仏門に入るか神様になるかetc...)は大きく違うので、その辺りは気をつけなければなりません。
当店では仏教用にクリスタル位牌やデザイン位牌など、様々な種類をご用意しておりますが、
神道となると基本的には白木となります。
その為、どうしても白木以外の霊璽を作りたい場合は、神主さんにご相談してみてください。
また、今回の記事では本当に基本的なことだけ記載してありますので、
ご不明点があればお問合せ頂ければと思います。

拙い文章でしたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

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遠藤直人

遠藤直人

この記事はルミエールスタッフの遠藤が投稿しました。 人事を尽くして天命を待つ、やれることは全てやって後は神頼みの人生を送っています。
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